
作業工程の流れ
①追込み作業
追込み作業とは豚を作業ラインへ誘導する作業です。
追込み通路を通り円形追い込み装置からトンネルへ移動して作業ラインへ誘導します。
作業は3人1組で行います。
②電殺処理
電殺処理とは電気で仮死状態にすることです。
トンネルを通ってきた豚のコメカミに電撃機を当て200Vの電圧で仮死状態にします。
③放血処理
放血処理とは豚を出血死させる作業です。
豚の大動脈に専用の包丁を入れ出血死させます。
④シャックル掛け
シャックル掛けとは出血死した豚を別の作業場所へ移動させる作業です。
豚の後ろ足にシャックルというチェーンを固定しレールに引っ掛け自動ラインで次の作業ラインへ移動します。
⑤スチームトンネル・脱毛機
スチームトンネルとは蒸気で豚の毛穴を広げ豚毛を取りやすくするラインです。
脱毛機とは機械で豚毛を擦りとる機械です。
スチームで毛穴を広げ、脱毛機の回転で豚毛を擦り取ります。
⑥腱出し作業・フック掛け作業・毛剃り作業
腱出し作業とはフックを掛ける穴を開ける作業です。
フック掛け作業とは豚にフックを掛け次の作業ラインへ移動する作業です。
毛剃り作業とは脱毛機で処理できなかった豚毛を剃る作業です。
豚の後ろ足に包丁で切り込みを入れ2kのフックを後ろ両足に掛けます。
⑦バーナー・洗浄
バーナーとは豚毛を焼く作業です。
洗浄とは屠体を擦り洗いする作業です。
自動バーナーで残った豚毛を焼き自動洗浄で洗浄をおこないます。
⑧股割り
股割りとは屠体の股に切り込みを入れる作業です。
次の作業工程の為、屠体の股の中心に包丁を入れていきます。
➈肛門開け・番号札掛け
肛門開けとは腸管の外側(肛門周辺)を切開します。
専用の機械を肛門を切開し、直腸を取れるように処理をします。
⑩ネック切断・胸割り
ネック切断とは首を切る作業です。
胸割りとは股割りで切った場所から胸部まで包丁を入れ、ネックを専用の機械で頭が落ちないよう首を切断します。
胸割りは豚の中心あたりに包丁を入れ内臓を傷つけないよう切り込みを入れる作業です。
⑪頭落し・腹部切開
頭落しとは屠体から頭を切り離します。
腹部切開とは腹部を切開することです。
屠体から頭を切り離し検査台へ落とし、腹部を切開し直腸を引き外し内臓を取りやすいよう作業します。
⑫内臓出し(白物)
内臓出し(白物)とは胃・小腸・大腸を傷つけないように検査台へ移動します。
⑬内臓出し(赤物)
内臓出し(赤物)とは横隔膜・肺・心臓を傷つけないように検査台へ移動します。
⑭膜取り
膜取りとは腹腔内膜・癒着物を手で除去(剥がす)する工程です。
⑮自動背割機
豚の屠体を機械で半分に切り分けます。
⑯ネック成形
枝肉の首回りの血合いを除去をします
⑰枝肉洗浄機
枝肉を機械で洗浄する
ここまでが屠畜解体業の作業となります
豚内臓処理業
豚内臓処理業とは、屠畜された豚から摘出された内臓(モツ)を、食用として安全に消費できるよう適切に処理を行う作業です。屠畜解体業の一部門として、また内臓専門の処理にも対応し、用途に応じた丁寧な下処理を行っています。洗浄や選別、異物の除去などを衛生管理のもとで徹底し、品質を保ちながら仕上げています。また、沖縄の琉球料理である中味汁に使用される中身の原料製造(一次ボイル)も行っています。

豚頭カット処理業
豚頭カット処理業とは、豚の頭部を食用として活用するために、適切な方法でカット・成形を行う作業です。頭肉をはじめ、豚舌やチラガー、ミミガーなど用途に応じて丁寧に切り分け、それぞれの部位が持つ特性を活かした加工を行っています。骨や皮の状態を見極めながら無駄なく処理し、見た目や扱いやすさにも配慮した仕上がりを徹底。衛生管理の行き届いた環境で、安全に食卓へ届けるための重要な工程を担っています。

一頭に向き合う、私たちの仕事
屠畜解体、内臓処理、豚頭カット処理といった各工程を一貫して担うことで、私たちは豚一頭を無駄なく食用として活かしています。それぞれの工程で求められる技術と正確さを大切にし、衛生管理を徹底した環境のもと丁寧に作業を行っています。命をいただく責任と向き合いながら、安全で安心できる食材として次の工程や食卓へとつなげる役割を果たしています。



屠畜解体業
屠畜解体業とは、食用として供するために豚を屠畜し、枝肉へと解体するまでの工程を担う仕事です。私たちは搬入から処理、解体に至るまで一つひとつの工程を丁寧に行い、衛生管理を徹底した環境で安全性の確保に努めています。命を扱う現場としての責任を持ち、迅速かつ正確な作業で食肉として適切な状態に仕上げています。